ものもらいは自然治癒するのか

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ものもらいは、大人だったら大抵の場合は自然治癒します。人体の抵抗力が強いので、特に治療を行わなくても良いくらいなのですが、子供の場合は自然治癒を待たないできちんと治療した方が良いでしょう。

ものもらいには細菌感染で炎症を起こす麦粒腫と、瞼の縁や裏側にあるマイボーム腺(脂肪を分泌させる管)が詰まって発症する霰粒腫があります。この二つはまったく違う病気ですが、症状が似ていることと、発症する部位が同じなのでおなじものもらいと呼ばれています。

麦粒腫は、雑菌が体内で炎症を起こすことで発症し、痛みや痒み、赤い腫れなどが現れます。これは炎症が治まると膿が溜まり、皮膚が破れてそれが体外に排出されることで治ります。大抵の場合は放置していても自然治癒しますが、やはり治療を行った方が早く治ります。

といっても、基本的には細菌による炎症なので、治療も殺菌や痛み・痒みを緩和することがメインです。抗生物質入りの服薬、目薬、軟膏などを処方されますので、あとは医師の指示に従っていれば早期に治癒します。

この場合、薬品で治癒したというよりは、薬が自然治癒を促進されたというべきです。あまり激烈なものは使えませんし、放置しても治る程度の病気なので、できるだけ治りやすいような状況を作るという方針で治療が行われます。

霰粒腫はマイボーム腺が詰まって脂肪が固まったことにより発症するため、通常炎症などは起こりません。(まれには発症します)これは、自然治癒は難しく、放置するといつまでたっても直らないことがあります。

といっても麦粒腫と違って痛みなども特にないため、日常生活に支障がでることはめったにありません。ただ、ずっと放置しておくと脂肪の塊が大きくなり、外科手術で聖女しなければならなくなることがありますので、かかった場合はできるだけ早いうちに眼科で診察を受けましょう。

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