子供がものもらいにかかったとき
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子供はものもらいにかかりやすいものです。遊んでいて汚れた手で目や顔をこすったりすると、細かい傷が出来てそこから雑菌が入り、ものもらいになります。子供の場合、自分では判断できないことが多いので、親が注意してあげなければなりません。
ものもらいにかかると、まず瞼が赤く腫れてきます。その際かゆみや痛みを伴うことも多く、またゴロゴロ感もあって、子供はさらにこすったり掻いたりして傷を増やし、ますますものもらいが悪化することもあります。
そのうちに膿が溜まって大きく腫れあがります。ここまで来ると外からでもものもらいにかかっていることがわかるので、気づいたら出来るだけ早く医者にかかることが重要です。ものもらいだと思っていたら結膜炎だったりすることもあるので注意しましょう。
腫れは4日から1週間で化膿し、破れて膿が出ます。普通は自然治癒しますが、症状がさらに悪化することがあり、耳の下のリンパ節に波及して腫れて痛むことがあります。ただし見た目は派手ですが、感染する病気ではありませんので、清潔にするだけでよいでしょう。
抵抗力が強い大人は、本人が気づかないうちに罹患して自然治癒したりしますが、子供の場合は長引くことがありますので、気がついたら治療をお勧めします。治療は目薬、軟膏、服薬などの投薬と、まれに切開手術があります。
基本的には雑菌の感染が主ですので、抗生物質などを塗ったり飲んだりします。また抗菌剤の目薬も処方されますが、子供の場合は嫌がることがありますから、医師に相談してください。膿が出ると治りが早いですが、なかなか破れない場合は切開する必要があります。
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