ものもらいのときプールに入っていい?

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ものもらいにかかっている時に、学校の授業でプールに入るのは大丈夫なのでしょうか。結論から言うと「ノー」です。ものもらいとはいえ立派な病気なのですから、体育の授業を休んでもかまいません。というより、休まなければなりません。

まず、ものもらいの性質ですが、ものもらいの大半は麦粒腫で、これは雑菌が瞼に入り込んで発症する病気です。雑菌が原因なので、人から人への感染はしません。つまり人に伝染すことはないのですが、問題は雑菌による炎症だということです。

プールなどという場所は、それでなくても菌でいっぱいです。また水が直接皮膚に触れたり、あるいは体内に流れこんだりします。炎症を起こしている患部をそんなところにさらしていいはずがありません。

しかも、プールに入るということはタオルや手などで目のあたりをこすったり拭いたりするわけです。そのたびに目には見えないくらい細かい傷ができます。これでは傷口から菌を入れているようなものです。

また、プールに入るということは泳ぐわけで、水泳は全身運動です。しかも、いつもは使わない筋肉を使用するため、終わったときにはかなり疲労しています。病みあがり、もしくは病んでいる最中に全身疲労するなどという事態は避けたいところです。

そして、これが一番心配ですが、本人はものもらいだと思っていても流行性角結膜炎である可能性があります。これは伝染するため、同じプールで泳いだり一緒に身体を洗った人が危険です。

以上りことから、ものもらいにかかったと思った場合はプールを避け、そして念のために眼科で本当にものもらいなのかどうかを検査してください。

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