ものもらいの痛み

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ものもらいの痛みは腫れによるものですが、初期症状ではあまり強くはありません。膨れた部分を押すと痛みますが、まったく痛みがない場合もあります。麦粒腫の場合は細菌感染なので化膿して痛みますが、霰粒腫はゴロゴロ感のみがほとんどです。

霰粒腫の症状については、人それぞれといってもいいくらいですが、一般論としては初期に瞼の一部に軽い痛みが出ます。発症に気づくのは大体この痛みのせいですが、この痛みはあまり悪化しません。進行するとまったく痛みがなくなる場合もあります。

霰粒腫はマイボーム腺が詰まって脂肪などが溜まって発症するため、初期には少し腫れているかな、という程度です。進行するとしこりが大きくなりますが、この形状はさまざまで、ころころした丸いものから縦長までいろいろあります。

霰粒腫の進行もそれぞれで、ある程度までしこりが大きくなると痛みもなくなってそのままという場合もあれば、どんどん大きくなり瞼が開けられないようになって、痛みも激しくなる場合もあります。その場合は切開手術が必要になります。

麦粒腫は細菌感染で瞼の裏が化膿するもので、初期段階から痛み・痒みがあります。感染すると急激に症状が悪化し、感染部位の赤い腫れ、痛み、痒みが強く出ます。そのため、子供はつい手でこすったり引っかいたりして傷を作り、そこからさらに雑菌が侵入して悪化することがあります。

化膿がひどくなると激しい痛みに襲われます。触らなくても痛いくらいで、痛み止めの目薬や軟膏の処方が必要になります。また抗生物質の投与で化膿を止めることも重要です。比較的短時間で皮膚が破れて膿が排出され、痛みや腫れは治まります。

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