ものもらいの症状

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ものもらいの症状は、まぶたの裏側などが腫れて痛むというものです。眼の病気の中でも代表的なものですが、ものもらいと呼ばれる病気には麦粒腫および霰粒腫の2種類があります。ちなみに、「ものもらい」は関東地方における方言で、地方によって色々な名前があります。

麦粒腫の症状としては、睫毛の根元付近の瞼の一部が赤く腫れます。罹患初期には痒みを感じますが、次第に痛みに移行します。場合によっては、耳たぶの付け根のリンパ節の腫れを伴うこともあります。

病気の進行につれて、瞬きに痛みを伴ったり充血、何か固形物が入っているような違和感、瞼の腫れなどの症状が出てきます。炎症が激しくなると、赤い皮膚の発色や腫れ、痛みが強くなります。そのうちに化膿し、自然に破れて膿が出て、症状は自然に回復します。炎症が収まってから数日で治ります。

霰粒腫の症状は、瞼に小さなしこりができます。しこりの部分を触るとコリコリとしますが、痛みはありません。もっとも、細菌の感染により炎症が起きると、腫れや痛みを発症することがあります。その場合は麦粒腫と似た症状になります。

霰粒腫は、放置するとそのまま何ヶ月も治らないことがあります。霰粒腫とよく似た症状の病気に癌がありますから、痛みがないからといって放置せず、早めに眼科に行くことをお勧めします。

ものもらいは、病気の症状ではありませんが、罹患した患者が気になったり痒みや痛みを感じたりすることから、瞼をこすったり眼をパチパチさせたりします。このような症状は病気を悪化させる可能性があるため、医者の指示に従ってなるべく控えることが重要です。

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