ものもらいで眼科に行くと

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ものもらいくらいで眼科に行くのは、なんだか恥ずかしく思えることがありますが、自分ではものもらいだと思っていても、違う病気である可能性があります。初期症状が似ているので、素人判断で軽く決めるのは危険です。

まず、ものもらいになったかな、と思うのは瞼のあたりが腫れて、痛みや痒みを感じたときです。この時点では、まだそんなにひどい症状にはなっていないでしょう。もしひどい状態だったら、迷ったりしないですぐに眼科に行くからです。

ものもらいと言っても、実は2種類あります。瞼が腫れるところは同じですが、痒みや痛みを伴うものと、それがないものです。もし痒み・痛みがないのでしたら、それは霰粒腫とみていいでしょう。霰粒腫は細菌の感染ではなく、マイボーム線の詰まりが原因で発症します。

痛み・痒みを伴う麦粒腫と診断されると、普通は抗菌点眼液や軟膏が処方されます。症状がきつい場合には、抗菌物質の服薬を処方されるもあります。また、なるべく目の周りを触らないようにとか、清潔なタオルで拭くようにといった指示が医師から下されます。

霰粒腫の場合は菌の感染がないため、腫れを抑える薬が処方されます。自宅でできる対処としては、一日に数回温湿布で患部を拭くことがあげられます。ただし、脂肪が固まってしまっているような場合は切開手術で摘出することもあります。

どちらにしても、清潔にすること、汚れた手やタオルで患部を触らないことが重要です。またコンタクトレンズを使用している人は、できれば治るまで使用を控えましょう。手術した場合はなおさらです。

眼科では、ものもらいではなく結膜炎などの病気であると診断される場合もあります。この場合は感染病である可能性が高いので、治療を進めるとともに、家族や他の人たちにうつさないように注意します。

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