ものもらいと軟膏

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ものもらいに効く薬としては軟膏、目薬、服薬などがありますが、痛みや痒みを抑えるものとしてはやはり軟膏が一番でしょう。また抗生物質が配合された軟膏なら、ものもらいの治療としても期待できます。

そもそも、大抵の人はものもらいを病気だとは思っていないようです。罹患してもちょっと痒かったり痛かったりして、腫れたりもするけれど、ほっておくといつの間にか治っている、ちょっとした体調不良のようなものだと思われています。

しかし、ものもらいのうち麦粒腫は立派な細菌感染症です。感染症といってもウイルスによる伝染病ではなく、皮膚についている雑菌による炎症ですが、それでも悪化すると激しい痛みに襲われたり、切開手術が必要になったりするので、決して軽視してよいものではありません。

といっても、ものもらいは比較的病気の進行が患者本人にもよく判る、つまり発症がはっきりした病気です。瞼が腫れたり痛んだりして、それが以前に経験したものもらいと同じだったら、まずものもらいだと判断しても良いでしょう。

最初は眼科に行くべきですが、その後は市販薬でもまず大丈夫です。薬局の人に症状を話して、薬を推薦してもらいましょう。よく勧められるのは眼科用抗生物質軟膏で、これを数日間患部に塗って過ごすと大抵は治ります。治らない場合は、それこそ眼科に行きましょう。

軟膏もそうですが、目薬や服薬にも痛み止めなどの他に抗生物質が配合されています。これは雑菌を殺すためですが、使い始めたら最後まで使い切ってください。中途半端でやめてしまうと、雑菌が耐性菌になってしまう恐れがあり、次にものもらいが発症したときにはその薬が効かなくなるかもしれません。

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