ものもらいで熱が出る時

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ものもらいによる直接的な熱は、あまり聞いたことがありません。瞼が腫れで痛みや痒みを感じますが、その時に瞼が少し熱っぽいな、と思える程度でしょう。もっとも、ものもらいにかかる時は身体が弱っていますので、同時に風邪などをひいている場合も多く、身体が熱っぽいことも多いようです。

ものもらいと呼ばれる病気には麦粒腫および霰粒腫の2種類があり、どちらも皮膚などが炎症を起こします。罹患した部位にしこりが出来て、痒みや痛みを感じることがありますが、瞼の一部ですのであまり熱は感じません。

ただし、放置して悪化するとリンパ腺が腫れることがあり、その時は熱が出ます。また初期症状がものもらいに似ている病気に結膜炎がありますが、この病気でも熱っぽくなります。ものもらいの場合でも炎症ですので、冷たいタオルやガーゼで冷やすと症状を抑えることができます。

ものもらいの初期症状は、痒み・痛みと患部の腫れですが、進行すると痒みや痛みが強くなったり、化膿している部分が膨れます。このときにも熱が出ることはありますが、大抵の場合は感じない程度で、気にしないでいるといつの間にか治っています。

霰粒腫は細菌性の病気ではないため、腫れてもあまり痛みや痒みは感じません。熱も出ないことがほとんどです。ただし、自然治癒しない場合は何ヶ月もかけてしこりが大きくなったりしますが、目薬や軟膏、あるいは手術で削除できます。

ものもらい自体には熱がなくても、子供などは同時に発熱していることはよくある話です。ものもらいにかかるということは、身体が疲労していたりストレスで弱っている証拠ですから、熱があろうがなかろうがとりあえずゆっくり休むことが重要です。

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