ものもらいとコンタクト

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ものもらいがコンタクトレンズで発症した、という話があります。アレルギーではないかという疑いがありましたが、実際にはコンタクトレンズ自体ではなく、コンタクトに雑菌がついていたのではないかという話でした。

ものもらいは、雑菌が入って炎症を起こして発症するものと、瞼の中で脂などが詰まってデキモノになるものの2種類があります。そのどちらも、コンタクトレンズには直接関係がありません。そもそもコンタクトがアレルギーなどの原因になるのでしたら、多分その方はコンタクトレンズ不適合ということでつけられないでしょう。

コンタクトに菌が付着していた場合、ものもらい(麦粒腫)になる可能性は十分あります。メガネと違ってコンタクトレンズは直接眼球に触れるだけに、菌の感染が発生しやすいことも事実です。ただし、通常ではコンタクトからの感染はないといっていいでしょう。

それでも感染したのだとしたら、コンタクトを消毒していなかったことになり、そんな不潔な状態ならコンタクトなしでもいずれ感染しそうです。とにかく麦粒腫の場合は菌が入らなければ発症しないので、消毒には十分気をつけてください。

ところでもうひとつのものもらいである霰粒腫は、基本的にコンタクトが原因では発症しません。菌の感染による病気ではないため、コンタクトレンズがたとえ不潔であっても霰粒腫にはならないわけです。もちろんコンタクトが不潔だったら別の病気にかかる可能性は高いですが。

ものもらいの感染についてはそれでよいとして、発症してしまった場合です。ものもらいは痒みや痛みを伴う場合があるため、コンタクトをしていると何かと危険です。もしメガネで代用できるのでしたら、一時的にメガネ着用にした方がいいでしょう。痛んだり、ゴロゴロ感がコンタクトと接触したら危険ですので、できれば治るまで外しましょう。

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